夫に社員旅行に行っていいかと相談された。
思わず出た言葉『なんで???』
(わたしがキレ過ぎたからか、結局断ってきてくれたみたいだが)
このなんでにはいろんな意味が込められている。
自分の会社ならともかく、なんで取引先の社員旅行に行く必要があるのか
なんで小さな子どもが二人いると分かっていて、取引先もしつこく誘ってくるのか
なんでそれに行こうと思うのか
結局こういうとこだよなと思う
母親がいるから大丈夫でしょ
父親いなくてもなんとかなるでしょ
みんなそうやってやってるでしょ、みたいな世の中のスタンス
わたしは新学期早々に宿泊行事の帯同の免除を主任達にお願いした
幼子が二人いるわが家にとって、平日数日間自分が家を空けてしまうとにっちもさっちもいかなくなる。
決して人手が足りているわけでもないけど、快く了承はしてもらえた
でもそれは、わたしが母親であるからなのかもしれない。
これが男性の場合、反対はされなくとも疑問は持たれるのかな?なんて思う。
母親だろうと、父親だろうと、マンパワーで全てをこなすことはかなりの負担となる
少なくとも共働きで家事、育児を分担してやっているわが家はそう。
育休の取得率が上がっても女性の育児負担は減っていないなんて記事を最近読んだ。
わが家はまだ夫婦で協力できている方だと思うけど、それでも偏りは感じている。
子どもが体調を崩したとき、仕事を休んで、病院に連れていくはわたし。
急なお迎えの連絡がきたとき、早退をしてお迎えに行くのも、わたし。
日常の送り迎え、帰ってきてからのごはんの支度、家の片付けそうじも、やるのはわたし。
保育園からくる、もろもろの書類、さまざまな行事の準備をするのも、わたし。
書ききれないくらい、『わたしだけがやる家事、育児』が多いとずっと感じている。
わたしだって、正社員で働いている、夫より稼いでいる、はだから家事育児も平等にすべきの理由にならない。
結局 家事も育児も『出来る方がやる 』しかないものだから。
自分がやらなくても誰かがやってくれる
そう思われているなら、一度すべての役割を入れ替えて生活してみようか。
そしたら定期的に起こるこのフラストレーションもなくなるかもしれない。
…いや、多分別の意味でイライラして結局『もういいやらんでいい!!』とかってなるんだろうな。
それでも、共働きの家事育児の分担、平等にもっと理解を示してくれる社会になれば、母親のイライラと疲労感はもっと減るのになと思うのでした。
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