人は食事で健康になることも、病気になることもできる。
これは管理栄養士の国家試験の勉強をしていたときにせつに感じたことです。
高血圧、糖尿病、脂質異常症…さまざまな病気、症状に対しての栄養指導方法を学んでいるだけでひたすら心が痛みました。(病院で働けない)
なんせ制限するものが多すぎる。
こうなる前になぜ…どうして…(;´・ω・)と、思いながら毎日勉強をしていました。
同時に自分の健康への意識もこれまで以上に上がりました。
そんなこともあってか、新たな興味の矛先が東洋医学に向いた私。
日本の栄養学は西洋医学の考え方に沿っているので、からだの部位や機能ごとに分けて、エビデンスや研究結果などに基づいて指導をする『普遍性』を重視した学びでした。
一方で東洋医学は、その人のいる社会環境なども含めて『人間を診る』という非常に『個別性』を重視した考え方なのだそう。
その中でも中医学の整体観念と弁証論治という考え方がとてもいいなと思い、勉強することを決意!
整体観念
整体とは統一性という意味で、簡単に言うと『自然界 』『人体』『社会環境』が健康には関係してますよ~という感じの意味です。
弁証論治
弁証とは、その人の体質や、病気症状の原因、メカニズムなどを総合的に分析して証を決定することです。それにあった適切な治療法を選んで治療を行っていくことを論治と言います。
以前から、気圧の変化で頭が痛くなる人もいれば、ホルモンバランスによる頭痛、ストレスによる頭痛もあるのに飲む薬はみんな『頭痛薬』ということに疑問を持っていました。
オーダーメイド医学とも言われる中医学に惹かれたのは、『ひとりひとり違う』という考え方に共感するからなのだと思います。
そんなわけで食膳の資格を取ることを決意!
調べてみる食膳の資格は民間資格のみで、種類もいろいろあったため、どれで勉強するか非常に迷ったのですが、結果的に
ユーキャンの食膳コーディネーターの受講を決めました。
ユーキャンに決めた3つの理由
①通信で手軽に学べる
②さらに学びを深めたいと思ったら学校に編入できる
③編入先の学校も通信で学べる
すでに先を見据えてのスタート(笑)
最初から学校に入ってオンラインで勉強を始めてもいいかな?とも迷ったけど、いろいろ調べてみると『テキストがガチ』とブログで書いている人がいたので大人しくユーキャンを申し込みました。
さっそく勉強を始めましたが、テキストが分かりやすいので正解だったと思います。さすがユーキャン!
自分の興味を深掘る学びはおもしろい!と改めて実感する今日この頃でした。
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