WCA10周年修了生ミーティング

価値観

選手時代の悔しさを引きずりつつセカンドキャリアのために歩み始めた10 年前、女性コーチアカデミーの募集をfacebookで知り、その場で申し込みをした。

当時29歳で大学1年生だったわたしは、慣れない学生生活とアルバイトでいっぱいいっぱいだったと思うし、金銭的にも余裕なんてなかった。

それでも絶対参加したいと思ったし、参加OKの通知がきたときは本当にうれしかった。

単独で軽井沢に乗り込んだ自分は、使命感だけははっきりと持っていた。

女子アスリートのサポートをしたい。
自分と同じような思いをして苦しんでいる選手のサポートをしたい。

学び、出会い、そして講師陣、仲間から本当にたくさんのパワーをもらった軽井沢での数日間は本当に楽しかったという記憶がある。

あれから10年

久しぶりに女性コーチアカデミーの修了生ミーティングに参加させてもらった。

最初こそおろおろしていたものの、始まってしまえばびっくりするくらいいろんな人と仲良くなれた。

職業、競技、年齢、何の共通点もない人間同士が『女性コーチアカデミー修了生』という共通点だけでこんなにも一体感が生まれるのかと、驚くほど楽しい時間だった。

母親になってから自分の所属するコミュニティは大きく変わった。

保育園のママ友、近所のママ友、夫の友人家族のママ友と会うことが増え、会話の内容はもっぱら子どもの話、家庭の話。

もちろんそれも楽しいのだけど、自分の仕事にやりがいを持って、使命感を持って日々を生きている女性たちとの会話はとにかく刺激と元気と勇気をもらえるのだと実感した。

自分も行動し続けよう。
無理と思わず、出来ることからやっていこう。

そんな風に思わせてくれる仲間とは今後も繋がり続けたい。
このコミュニティに飛び込んだ10年前の自分に感謝しつつ、
10年後の自分のためにも、自分が成長出来る場を作っていきたいと思うのでした。


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