センスという言葉を聞くと、わたしはその人の持ち物や服、インテリアなど、目に見えるものをイメージしていた。
自分も少なからず「センスがいい人と思われたい !」と思って身に付けるもの、持ち物を選んできたし、「センスがいい人と思われたい! 」と思って、今回この本を読み始めた。
しかし本当のセンスとはそんな上っ面のものでなく、使う言葉だったり、所作だったり、ところどころに垣間見えるその人の内面的な人間性に表れるものなのだということを、この本で学ばせてもらった。
本当にセンスがいい人は、場や相手になじむ恰好をできる
本当にセンスがいい人は、すなおな気持ちでものごとを見て、判断できる
本当にセンスがいい人は、自分以外の人を認めているから、選ばれる
つまり、センスがいい人は、よい人間関係を築ける人なのだ、と。
わたしは松浦さんに会ったことはないし、メディアで拝見したこともないけれど、とてもセンスのよい人なのだなと、松浦さんのやわらかい文章から感じた。
わたしも本当のセンスを見に付けるべく、今年は松浦さんの本をたくさん読んでみたいと思うのでした。
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